• Home >
  • ICPの目標
  • 東洋学園大学 教授 ICPマネージングディレクター 坂本 ひとみ
    世界へ目を向け、グローバル・キャリアへ
    東洋学園大学 教授
    ICP マネージングディレクター 坂本 ひとみ

    Heart-to-heart communication with people from around the world

    みなさんは、何のために英語を学んでいますか?日本で暮らし、ほぼ日本語だけを使って生涯を送ることもできるでしょう。それは英語圏で生活する人にとっても同じで、彼らは国際共通語ともいえる英語が使いこなせるのですから、英語以外の言語を学ぶ必要などないのかもしれません。ですが、イギリスでは、子どものときから外国語、それも、ドイツ語、フランス語など英語に近い言葉ではなく、日本語や韓国語のような言語的に大きく異なる外国語を学ぶことが奨励されています。それは何のためでしょうか? 自分の母語とは違う言語を話す人々がこの地球上にはたくさん存在し、一つ一つの言語にはそれと表裏一体の文化があり、そのすべての人をリスペクトする世界市民を育てることが重要だと考えられているからです。これは平和教育の根本であるといってもいいのではないでしょうか。

    ICPでは、英語圏の大学に学部レベルで留学をするために、学生たちはまずは英語力を高めるための勉強を一生懸命やることになります。ですが、英語をマスターすることが目標ではありません。ICPが語学留学ではなく学部留学を志向するのは、みなさんが現地の大学生とともに真剣に毎日を生きることで、知的な刺激を受け、自ら進んで学ぶこと、行動することを身につけ、人への思いやりを深め、ほかの人をも幸福にする力をつけて、国際社会で活躍し、世界に貢献する人に育つことがこのプログラムの目指すところであるからです。

    世界のさまざまな文化を持った人々と、心が通い合うコミュニケーションがとれる、つまり、「異文化理解力を備えた英語力」でなくては意味がないのです。ICPの学生には、外国の方から、”What a pleasant companion you are!”(「あなたといると何て楽しいのでしょう!」)と言われる人になってほしいと願っています。

    Girls and boys, be ambitious!

    ICPの学生は、常に世界に目を向け、貧困や環境問題などの地球的な課題を解決するためのグローバル・キャリアを目指すことが期待されています。留学前の学びでは、その目標に向けて英語圏の大学で学ぶべき内容の基礎学力を養い、留学中の1年間で知的にも人間的にも大きく成長します。帰国後は更なる飛躍をする時期であり、各クラスやゼミにおいてリーダーシップを発揮できる人となります。外国の大学に身をおいて、さまざまなバックグラウンドを持つ人たちと交流してきた経験により、自分とは違う立場の人たちの考え方や気持ちを想像し理解するcapacity(能力)が養われているのです。さらに、現場対応力も磨かれてきているので、国際スポーツ大会における通訳ボランティアや英語を使ってのインターンシップなどにもチャレンジすることができます。これまで、春休みを利用して海外でインターンシップを経験してきた学生たちもいます。

    あとは大きな志を翼にのせて国際社会に向かって飛び立つのみです。東洋学園大学国際キャリアプログラム(ICP)は、そのような夢を抱くみなさんをサポートし続けます。

国際キャリアプログラム(ICP)で培う国際人に必要な力

  • 実践的な英語力

    これまでの英語教育で学んできた「読む」「聴く」「書く」「話す」という基礎力に加えて、文化的背景の異なるさまざまな国の人との間でメッセージを正しくやり取りできるよう、論理的に思考する力、そしてそれを的確に伝えていくためのより実践的な表現力が必要となります。

  • 幅広い教養力

    異なる文化を理解するためには、まず自国の文化や歴史はもとより、世界の歴史について正しく認識しなければなりません。また、哲学や宗教、音楽や芸術、文学、さらには世界を取り巻く政治や外交、貧困や環境問題など、多岐にわたって学び国際的な教養力を高める必要があります。

  • 豊かな表現力

    日本人の特長ともいわれる曖昧な表現は、海外では通用しません。相手と議論し説得するディベート力、注目を集めるプレゼンテーション力があってはじめて、相手が耳を傾け、自分自身の意見を伝えることができます。

  • 柔軟な対応力

    日本というルーツをもちつつも、幅広い視点から判断を下し、実行に移すことのできる行動力をもつためには、異文化の中に身を置き、さまざまな視点をもつ人々と身近に接し、意見を交わしあうという生きた経験が必要です。

国際キャリアプログラム(ICP)卒業者の未来に広がるフィールド

  • 国際機関

    日本にはユニセフや国際通貨基金など国連諸機関が30近く置かれています。また国際協力機構や青年海外協力隊、ジェトロなど、国際協力や国際ビジネスのために設立されている組織があり、世界を舞台に活躍する人材を必要としています。

  • NGO・NPO

    民間人や民間団体のつくる非営利組織であるNGOやNPOには、国境なき医師団など著名な団体だけでなく、草の根の国際協力活動を息長く行う団体が多数存在しています。NGOが必要とされる分野は、開発途上国における保健・教育・経済・ジェンダーなどのフィールドや、自然災害や紛争など多岐にわたっています。

  • グローバル企業

    社内の公用語を英語にする、海外からの留学生を積極的に採用するなど、日本企業のグローバル化はますます加速していきます。そこでは語学力だけでなく、国際的な教養、ビジネスマナー、高いコミュニケーション能力が必要とされています。

  • 進学

    国際機関等で活躍するためには、国内外の大学院やビジネス・スクールへ進学し、修士号や博士号を取得していることが必要とされる場合があります。研究を続けてより専門性を高めるとともに、さらに高いレベルのコミュニケーション能力を身につけることは、その後の進路で大きな武器となります。